「上からも下からも板挟みで、もう限界だ」
40代で中間管理職になってから、そう感じる瞬間が何度もあった。
上司からは成果を求められ、部下からは不満をぶつけられる。自分の仕事もこなしながら、チームの管理もしなければならない。
誰も「管理職がしんどい」とは言ってくれない。でも実際はかなりしんどい。
この記事では、中間管理職として本当にしんどかった俺が、実際にやって効果があった対処法を正直に書く。
中間管理職がしんどい理由
① 上と下の板挟みが続く
上司から:
「もっと成果を出せ」
「コストを削減しろ」
「部下をちゃんと管理しろ」
部下から:
「仕事量が多すぎる」
「評価が納得できない」
「もっと裁量を与えてほしい」
どちらの言葉も
自分に向けられる矢になる
② 自分の仕事+管理業務で時間が足りない
プレイングマネージャーとして
自分でも現場の仕事をこなしながら
マネジメントもしなければならない
「どっちも中途半端になっている」
という焦りが常にある
③ 「正解」がわからない
技術職・専門職と違って
マネジメントには明確な正解がない
「この判断で良かったのか」
「部下への対応はこれで良かったのか」
答えが出ないまま
悩み続けることになる
④ 孤独感がある
上司には弱音を吐けない
部下には弱みを見せられない
「管理職は孤独だ」と
改めて実感する
やってはいけない対処法
❌ 全部一人で抱え込む
→ 精神的に限界を迎えやすい
❌ 部下に八つ当たりする
→ チームの雰囲気が最悪になる
❌ 上司に何も言わず我慢する
→ 状況は何も変わらない
❌ お酒で紛らわす
→ 一時的なストレス発散にしかならない
❌「管理職なんだから当然」と
自分を追い込む
→ 燃え尽き症候群になりやすい
実際にやって効果があった対処法
① 「全部完璧にやろう」をやめた
管理職になった当初
全部完璧にやろうとしていた
・全ての部下の悩みを解決しようとした
・上司の期待に全て応えようとした
・自分の仕事も完璧にこなそうとした
当然、全部中途半端になった
「80点でいい」と思えるようになってから
気持ちが楽になった
② 「任せる勇気」を持った
全部自分でやろうとするのをやめた
部下を信頼して任せることで:
・自分の仕事に集中できるようになった
・部下が成長した
・チームの力が上がった
「任せる=サボり」ではなく
「任せる=マネジメント」だと
気づいた
③ 上司に現状を数字で伝えた
感情論ではなく
数字・事実で伝えるようにした
「しんどいです」ではなく
「現在の業務量はXXで
適切な人員はXX人必要です」
数字で伝えると
上司も動きやすくなった
④ 同世代の管理職とつながった
社内の同世代管理職と
定期的に話す場を作った
「俺だけじゃないんだ」
と知るだけで気持ちが楽になった
愚痴を言い合うのではなく
「どう対処しているか」を
共有し合うのがポイント
⑤ 「管理職の役割」を再定義した
「全部自分でやる人」ではなく
「チームを動かす人」
この認識を変えてから
プレッシャーが減った
管理職の本当の仕事は:
・方向性を示す
・環境を整える
・部下が動きやすくする
これだと思えるようになった
⑥ 自分の「回復時間」を作った
週末のドライブ・読書・運動
「管理職だから休めない」
という思い込みをやめた
自分が回復しなければ
チームも回らない
「自分のメンテナンス」は
管理職の義務だと考えるようにした
それでもしんどいときは
3ヶ月以上しんどい状態が続く場合は
燃え尽き症候群・うつ病の
可能性があります
以下に該当する場合は
専門家への相談を検討してほしい:
・朝起きられない
・何をしても楽しくない
・「消えてしまいたい」と思う
・体の不調が続く
中間管理職のしんどさは「弱さ」じゃない
最後に伝えたいことがある。
中間管理職がしんどいのは、あなたが弱いからじゃない。
構造的に無理が生じやすいポジションで、一生懸命やっているからこそしんどいんだ。
「しんどい」と感じること自体が
真剣に仕事に向き合っている証拠だ
完璧じゃなくていい
80点でいい
今日も一歩ずつ前に進もう
まとめ
- 中間管理職がしんどいのは構造的な問題で弱さではない
- 「全部完璧にやろう」をやめて80点を目指す
- 任せる勇気を持ってチームの力を活かす
- 上司には感情論でなく数字・事実で現状を伝える
- 同世代の管理職とつながって孤独感を減らす
- 自分の「回復時間」を作ることは管理職の義務
- 3ヶ月以上続く場合は専門家への相談を検討する
▼ 次はこちらを読んでみてください [働き方改革で取り残された40代管理職の悩み]


コメント