子どもの反抗期とミッドライフクライシスが重なったとき【高校生の親・48歳の話】

反抗期の高校生の息子と 同じソファに座りながら 距離を感じる48歳父親のイメージ 体験談

「お父さんにはわからない」

高校生の息子にそう言われたとき、かなりきた。

仕事では虚無感を感じ、老後のお金も不安で、自分自身がミッドライフクライシスのまっただ中にいる。そこに息子の反抗期が重なった。

あのときは本当にしんどかった。

この記事では、子どもの反抗期とミッドライフクライシスが同時に来た48歳の体験談と対処法を書く。


我が家の状況

父親(俺):48歳
 → ミッドライフクライシスの真っ只中
 → 仕事への虚無感・老後の不安

息子:高校2年生
 → 反抗期真っ盛り
 → 会話がほぼない状態

反抗期×ミッドライフクライシスのしんどさ

① 話しかけても無視される

「学校どうだった?」
→ 無言でスマホを見ている

「ご飯できたよ」
→「後で」と言ったまま来ない

以前はよく話しかけてきた息子が
別人のようになった

「何かしたかな」と考えるが
思い当たることがない
その「原因不明感」が
じわじわとしんどかった

② 自分もしんどいのに息子にエネルギーを使えない

ミッドライフクライシスで
自分自身が精神的に消耗している

「俺も今しんどいのに
 息子のことまで構えない」

でも親として構わないことへの
罪悪感もある

「いい父親でいなければ」という
プレッシャーと
「もう限界だ」という気持ちが
同時にあった

これが一番きつかった

③ 息子の将来への不安が重なる

「勉強してるのか」
「このままで大丈夫か」
「将来どうするつもりなんだ」

自分の老後への不安と
息子の将来への不安が
同時に頭の中でぐるぐると回る

深夜に目が覚めて
両方の不安が混ざった状態で
眠れない夜が何度もあった

④ 妻との温度差が出る

妻:「反抗期なんだから
   ほっといていいじゃない」

俺:「でも心配だろ」

息子への対応をめぐって
夫婦間でもすれ違いが生まれた

「家の中に俺の味方が誰もいない」
という感覚になった

一番しんどかった瞬間

息子と口論になったある夜のことだ。

些細なことで言い合いになり、俺が感情的になってしまった。

息子は「お父さんといると息苦しい」と言って自分の部屋に閉じこもった。

その夜、一人でリビングに座っていた

電気も消さないまま
ビールも飲まないまま
ただぼーっとしていた

「俺は仕事でも家庭でも
 どこにも居場所がないんじゃないか」

そう思ったとき
人生で一番孤独な気分だった

ミッドライフクライシスと反抗期が重なったとき、孤独感は倍になる。


気づいたこと

しばらく悩んだ末に、いくつかのことに気づいた。

① 反抗期は「成長の証拠」だ

息子が反抗するのは
自立しようとしている証拠だ

親に反発できるのは
それだけ安心できる環境があるから

「反抗されるのは
 信頼されている証拠」

そう思えるようになってから
少し楽になった

俺に反抗できるということは
俺のことを「壊れない存在」だと
信じているからかもしれない

② 息子も「しんどい時期」を生きている

高校生という時期は
受験・友人関係・将来への不安で
実は子どもも必死だ

俺がミッドライフクライシスで
しんどいのと同じように

息子も自分なりの
「クライシス」を生きている

お互いしんどい者同士だと
気づいたら少し優しくなれた

③ 「会話」より「存在」が大切

無理に話しかけなくてもいい

同じ空間にいる
ご飯を一緒に食べる
送り迎えをする

言葉がなくても
「俺はここにいる」と
伝え続けることが大切だと気づいた

実際に効果があった対処法

① 期待値を下げた

「もっと話してほしい」
「勉強してほしい」
「感謝してほしい」

高校生の息子に
求めすぎていた

期待値を下げたら
イライラが減った

「今日も同じ空間にいる」
それだけで十分だと思うようにした

② 息子の好きなことに興味を持った

息子が好きなゲームや音楽に
少し興味を持つようにした

「それ何のゲーム?」

最初は「別に」と言っていたが
徐々に話してくれるようになった

「ここのステージが難しくてさ」と
嬉しそうに話している息子を見て
なんだか嬉しかった

共通の話題を作ることが
関係修復の糸口になった

③ 妻を通じて息子の様子を把握した

直接話せないときは
妻経由で息子の状態を把握した

「最近学校どう?」と
妻に聞くだけで
息子の状況がわかることも多かった

妻というパイプの存在の
大切さを改めて感じた

④ 自分のミッドライフクライシスにも向き合った

息子との関係がうまくいかない
根本的な原因の一つは
自分自身が不安定だったことだ

自分が安定すれば
息子への接し方も変わる

週末のドライブを再開して
自分の気持ちをリセットする時間を
意識的に作るようにした

今の状況

あれから半年が経った。

息子との関係は劇的には変わっていない。でも以前よりは会話が増えた。

先日、息子から「飯、何時?」と聞いてきた。

たったそれだけのことだが、なんだか嬉しかった。

反抗期もミッドライフクライシスも、時間と向き合い方次第で必ず落ち着く。

今しんどい父親たちに、そう伝えたい。


まとめ

  • 反抗期×ミッドライフクライシスの同時発生は本当にしんどい
  • 「どこにも居場所がない」という孤独感が一番きつかった
  • 反抗期は子どもの成長・自立の証拠だと理解する
  • 子どもも親も「それぞれのクライシス」を生きている
  • 会話より「存在し続けること」が大切
  • 期待値を下げて子どもの好きなことに興味を持つ
  • 自分のミッドライフクライシスと向き合うことが家族関係にも影響する

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