「またか」
夜中の2時。目が覚める。トイレに行きたい。
用を足してベッドに戻る。また寝る。翌朝、なんとなく疲れが残っている。
これが毎晩続くようになったのは、47歳の頃だった。
「1回くらい普通だろ」と放置していた
最初は気にしていなかった。
夜中にトイレで1回起きる程度、年齢的に仕方ないと思っていた。
でも毎晩続くと、じわじわとストレスになってくる。
・眠りが浅くなる
・翌日の仕事中に眠気が出る
・集中力が落ちる
・週末なのに疲れが抜けない
妻に「最近なんか眠そうだよ」と言われた。
「年のせいだから仕方ない」と片付けていたが、睡眠の質が明らかに落ちていることは自分でもわかっていた。
なぜ男性は泌尿器科に行かないのか
しばらくは放置していた。
理由はシンプルだ。「泌尿器科」という響きに、なんとなく行きづらさがある。
・何かヤバい病気が見つかるんじゃないか
・恥ずかしい検査があるんじゃないか
・たった1回のトイレで大げさかな
そういう漠然とした不安と遠慮が、足を遠のかせていた。
転機になったのは、職場の健康診断後だった。
問診票に「夜間のトイレの回数」を書く欄があった。「1回」と書いたら、産業医に「一度泌尿器科で診てもらうといいですよ」と言われた。
背中を押されたような気がして、その週のうちに予約を入れた。
泌尿器科、実際どんな感じか
正直、行く前はかなり緊張していた。
でも行ってみると、思っていたより普通の病院だった。
・問診票に症状を記入する
・尿検査をする
・医師に問診してもらう
所要時間:約30分
特に恥ずかしいことも
痛いこともなかった
担当の医師は淡々と話を聞いてくれた。
結果は「特に異常なし、様子見で」だった。
前立腺や膀胱に問題があるわけではなく、加齢や生活習慣の影響が出ている可能性が高いということだった。
「異常なし」と言われてホッとした気持ちと
「じゃあどうすればいいんだ」という
気持ちが半々だった
医師に言われた生活習慣の話
診察の最後に、医師からアドバイスをもらった。
① 夕方以降の水分の摂り方
「夜8時以降はなるべく水分を控えめに」
特にアルコールとカフェインは
利尿作用があるため
夜の缶ビールや就寝前のコーヒーは
控えた方がいいとのこと
「毎晩ビールを1〜2缶飲んでます」
と言ったら苦笑いされた
② 冷えの問題
体が冷えると膀胱が刺激されやすくなる
特に下半身を冷やさないよう
冬場は気をつけるよう言われた
「そういえば足が冷たいまま
寝ていたな」と気づいた
③ 睡眠の質そのものの問題
眠りが浅いと
小さな刺激でも目が覚めやすくなる
夜中のトイレが
「頻尿のせいで目が覚める」のか
「目が覚めたついでにトイレに行く」のか
自分でも意識してみると
後者だったことに気づいた
言われてみれば、全部思い当たることばかりだった。
実際にやってみて変わったこと
医師のアドバイスを素直に試してみた。
・夜8時以降の水分を意識的に減らした
・就寝前のビールをやめた
・冬場はレッグウォーマーを使った
1ヶ月ほど続けると、夜中に起きる頻度が減った。
以前:毎晩必ず1〜2回起きていた
改善後:2〜3日に1回程度になった
翌朝の疲れ感も少し変わった気がした。
ただ、完全に解消されたわけではない。今でも起きる夜はある。
でも**「これは病気じゃない、生活習慣の問題だ」とわかっていると、気持ち的にずいぶん楽になった。**
わからないまま毎晩不安になるより、はるかにマシだ。
結局、早めに行っておけばよかった
泌尿器科に行って思ったのは、「もっと早く来ればよかった」ということだ。
「たった1回のトイレで大げさかな」という遠慮は、まったく不要だった。
病院は異常がある人だけが行く場所じゃない
気になっていることを確認しに行く場所だ
特に40代以降の男性は、前立腺の問題が出やすい年齢に差し掛かっている。夜間頻尿は前立腺肥大のサインとして現れることもある。
「年のせい」と片付ける前に、一度専門家に診てもらうことを勧める。
俺みたいに「異常なし」で帰ってきても、それはそれで安心できる収穫だ。
まとめ
- 夜中のトイレが毎晩続くなら一度泌尿器科へ
- 検査は尿検査と問診が基本で怖くない
- 異常なしでも生活習慣のアドバイスがもらえる
- 夕方以降の水分・アルコール・カフェインを見直すだけで変わることがある
- 「年のせいだから仕方ない」と諦める前にまず確認してみよう
- 早めに行っておけばよかったというのが正直な感想
▼ 次はこちらを読んでみてください [40代男性の睡眠改善方法【深夜3時・4時に目が覚める原因と対処法】]


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